倫理学
障碍の哲学の論文です。専門でやる予定はないのでとりあえずメモは雑です。細かい議論もちょっと飛ばしたし。全体の方向性としては面白いし、そうやなあとわかりみが深い。障碍でなく、差別論をがっつり扱ってる論文は、今後もうちょっとちゃんとメモとるか…
続いて第Ⅲ部はメタ倫理学です。佐藤先生の入門書を少し前に読んだはずなのですが、すっかり忘れてしまっていますね。こちらもよくまとまっているパートで、面白かったです。第Ⅳ部は政治哲学で、自分自身の専門の関係もあってある程度分かっている内容が多か…
第Ⅱ部、規範倫理学の各論です。とにかく分かりやすく整理されてあって参考になりました。 第Ⅱ部 序論(児玉聡) ー規範倫理学における理論の評価基準(マぺスとドグラツィア):①一貫性②明確さと完全さ③単純さ④倫理的直観との調和(直観が修正される場合もあ…
定番の倫理学の教科書ですが、これまで読んでいなかったので、1章ごとに気になった点を中心にまとめてみようと思います。まずは総論的位置づけの第Ⅰ部からです。 1章 倫理学の基礎(児玉聡) ー倫理学において時に直観は衝突する。この時メタ直観を用いる問…
0. はじめに 初回は(ちょっとハードルを下げて)、学会報告の要約をすることにします。春休みにコースガードの邦訳本「義務とアイデンティティの倫理学」を読んで、あまりにも何もわからず絶望したので、少し易しめの解説論文から入って理解していこうと思…