明日から本気出す

日々のお勉強をメモしたいです。明日からは本気出します…。

2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧

Fine and Ypi ed. (2016) Migration in Political Theory①

移民正義論の重要な論文集です。結構ビッグネームがいっぱいですね。いずれ全部読むつもりではいますが、興味のあるものからバラバラにまとめのメモを書けたらなあと思います。まずは今学期ゼミで扱うこともあって、Wellmanの論文からまとめようと思います。…

レオポルド、スティアーズほか (2011) 政治理論入門①

政治理論の方法論の論文集ですね。分析系の章はそこまで多くはないので全てはメモしないですし、今まで丁寧すぎた感があるので興味があった章だけ雑にまとめと感想を。 1章 分析政治哲学(ダニエル・マクダーモット) ー分析系の政治哲学は科学と類比的に捉…

赤林・児玉ほか (2018) 入門・倫理学③

続いて第Ⅲ部はメタ倫理学です。佐藤先生の入門書を少し前に読んだはずなのですが、すっかり忘れてしまっていますね。こちらもよくまとまっているパートで、面白かったです。第Ⅳ部は政治哲学で、自分自身の専門の関係もあってある程度分かっている内容が多か…

赤林・児玉ほか (2018) 入門・倫理学②

第Ⅱ部、規範倫理学の各論です。とにかく分かりやすく整理されてあって参考になりました。 第Ⅱ部 序論(児玉聡) ー規範倫理学における理論の評価基準(マぺスとドグラツィア):①一貫性②明確さと完全さ③単純さ④倫理的直観との調和(直観が修正される場合もあ…

赤林・児玉ほか (2018) 入門・倫理学①

定番の倫理学の教科書ですが、これまで読んでいなかったので、1章ごとに気になった点を中心にまとめてみようと思います。まずは総論的位置づけの第Ⅰ部からです。 1章 倫理学の基礎(児玉聡) ー倫理学において時に直観は衝突する。この時メタ直観を用いる問…

杉本俊介 (2013) Why Be Moral?問題に対する二人称的観点からの応答 ※学会報告原稿

0. はじめに 初回は(ちょっとハードルを下げて)、学会報告の要約をすることにします。春休みにコースガードの邦訳本「義務とアイデンティティの倫理学」を読んで、あまりにも何もわからず絶望したので、少し易しめの解説論文から入って理解していこうと思…

はじめに

先日とある研究会にお邪魔したところ、尊敬する研究者の方に「本の感想とかTwitterでちょろっと書いてイキるのはFAKEがやることや!!ブログにどんどんメモして公開しないと〇すぞ!!(超意訳)」と言われてしまい、自らのTwitter上での数々のFAKE言動を反…